「コーチなのにいきなり何を言っているんだ!?」
と反感を買いそうですが...
最後までにお付き合い頂ければ
子どもに対して見る目や接し方が変わります。
私の経験からお伝えしたい事は
習い事感覚で練習をしていたら上手にならない。
ある程度上手になっても、ある時楽しくなくなってしまう。
弟がサッカー嫌いに...
私の弟が父親の期待を全て背負ったのが原因で
高校卒業してから大人になった今でもサッカーをプレー(ボールを蹴る)ことは無くなってしまった。
当時弟はJの下部組織にも所属し技術がとても高かった選手で兄も羨む存在でした。
親が子に期待することは悪くは無いですが前に出すぎてしまうと
強制的にサッカーをさせられている感じが伝わってしまい
子どもは楽しさを失ってしまいます。
だからこそ私は子ども達になるべく自由に楽しんでほしいと思っています。
サッカーは覚えることがたくさんある事を知っていると思います。
個人技術だけでなくチーム戦術やボールを持っていない時のオフザボールの動きなど
初心に帰ってサッカーを好きになったのきっかけを思い返してみて下さい。
「誰かと一緒にボールを蹴るのが楽しい」
「リフティングがうまくできて嬉しかった!」
「友達と公園で蹴るのが楽しい」
「点を決めたのが楽しい」などではないでしょうか?
小学生の時はとにかく技術を磨いてミニゲームをして体で覚えていけば良いと思います。
動き方や戦術は覚えたいなと思った時に覚えていけば良いと思うし
10~12歳くらいのゴールデンエイジと呼ばれる時期は
ひたすらボールコントロールを身に付けて
思ったところにコントロールできるようになるのが良いと思います。
(私はその手助けができれば嬉しいです。)
ふとサッカー人生を振り返ると
小学生の時、時間を忘れて暗くなるまで友達や一人でボールを蹴った記憶と
うまくなっていく(できる技術が増える)過程が
今でも深く記憶に残り「サッカーは楽しい!」に繋がっています。
「習い事だから蹴りに行く」のではなく
「上手くなりたい!」「上手くなって楽しい!」「友達とサッカーできるから楽しい!」
というのを忘れないで今日も楽しんで頑張っていきましょう!
追記
私も二児の父として日々勉強の毎日です。
意識しないとどうしても教えようとしてしまいます。
教えるではなくなるべく一緒にやっていく形で進めていく方がうまくいくと思っています。
一緒に頑張っていきましょう!